(スミスウーレンズ)
1921年、ハーバート・スミスとクロード・グラハムによってロンドンのゴールデンスクエア(服地卸商が集まっていたことで有名な広場)で創設されたロンドンマーチャントの雄。
1930年代からは輸出にも力を入れ、クラシックでありながらソフトな質感の独特なテイストが世界的に支持されてきました。凛として知的な表情を持つ服地の数々は、今日もエグゼクティブ達を魅了し続けています。
また映画の衣装としても使用されており、「ハリーポッター」「007」などのイギリスが舞台の作品の中でも見ることができます。
スミスウーレンズ のコレクション
DRESS & FORMAL WEAR(ドレス&フォーマルウェア)
サヴィル・ロウの名門テーラーから厚い信頼を寄せられるフォーマルウェアコレクションの決定版は、ウール、モヘア、コットンをマテリアルに、様々なウェイト・組成へと織り上げられた生地で構成されています。
気品ある装いが不可欠な英国の社交界において、様々なシーンで貴族たちがこぞって着用してきたという逸話にも納得のクオリティの高さです。
GILT EDGE(ギルト エッジ)
"ギルト・エッジ"はクオリティの高い原糸と伝統的なコンストラクションによって生み出される非常にユニークなファブリックで、「春夏向け8オンス生地の名作」としてマスターテーラー達から愛され続けています。
BOTANY(ボタニー)
使用される「ボタニーウール」と呼ばれる良質なオーストラリアンメリノは、ボタニー港で船積みされることから名付けられ、200年以上に亘り名声を得てきました。着込むことで増す味わいと、飽きのこないオーセンティックなデザインが世界中に多くのファンを持ちます。
ORIGINAL SOLARO(オリジナル ソラーロ)
「ソラーロ」(またはサンクロス)の名称で知られ、玉虫色の輝きを持つ美しいウール織物。実はスミス ウールンズによって20世紀初頭に開発され、今も商標として保護されています。当時は亜熱帯の植民地に於いて「太陽熱を和らげる効果がある」として着用を推奨されるなど、英国の服飾史にも足跡を残す特別なファブリック。近年はファッション性の高さが注目されていますが、当時のウェイト、質感を再現したこの"オリジナル・ソラーロ"は現代に於けるマスターピースと言えます。
ABACUS(アバカス)
ラテン語を語源とし、ローマ時代に使用された「計算機」からインスピレーションを得たネーミングは、歴史から未来へと繋がる「今」に於いて輝きを放つ、魅力的な服地への探求を表しています。
定番からファンシーまで、長く愛用できる普遍的な色柄の数々は平織りとしては肉厚な約310グラムというウェイトへと織り上げられ、仕上げ工程では"スミスウールンズ"独自の「サハラフィニッシュ」が採用されました。
ドライでクリスピーなボディーは、春から秋にかけての快適な着心地を実現するだけでなく防シワ性、高い復元力を併せ持ち、世界を舞台に活躍するビジネスマンのトラベルシーンでも高いパフォーマンスを発揮します。
SUPER KID MOHAIR(スーパーキッドモヘア)
スミス ウールンズが満を持して贈る、モヘアコレクションの決定版。フォーマル向けからヴィヴィッドなカラーまで、無地だけにフォーカスしてそれぞれ特徴的な6種のクオリティを編集。歴史あるロンドンマーチャントならではのユニークな試みです。